誠心館「創立15周年」記念演武大会

 

感謝。

まず、このブログを見ていただいております

全国の皆様に心より感謝いたします。

 

2012年4月15日(日)

熊本全日空ホテルニュースカイにて

全日本居合道連盟・無双直伝英信流

誠心館「創立15周年」記念演武大会が開催。

 

 

誠心館道場は、

武士の国「熊本市」にある居合道道場。

流派は「無双直伝英信流」。

 

今回は、剣士とその家族、そして

支えていただいている多くの皆様にお集りいただき、

15周年を記念して演武会を開催することになりました。

 

 

会場には

武士の美術を

ひとりでも多くの人達に知っていただけるように

「九州の刀展」と題し、刀や肥後拵を展示。

 

筑州住 冷泉貞盛(南北朝)

肥後国菊池住国賀(室町末期)

肥後同田貫上野介(室町末期)

金剛兵衛源盛高(現代)

四郎国光刀匠(現代)特別展示

 

 

また、志水甚吾、西垣勘四郎などの肥後鐔や、

肥後拵も展示いたしました。

 

現代において、

居合道を稽古する人間しか

刀を使うことは、まず、ないとおもいますので

私達が、きちんと

文化を伝える役割だと思います。

 

 

居合道「武蔵会」の皆様、

武蔵館道場の皆様、

岡島道場の皆様、

肥後金工師の菊川輝夫先生、

地元企業の皆様、

NTT西日本の皆様、

市議会議員の上田先生、

県議会議員の鎌田先生にも参加していただきました。

本当にありがとうございます。

 

 

ケルト音楽、アイルランド音楽を中心に活動されている

「シュクラ」の皆様には

アイリッシュハープ、ティンホイッスルなどの楽器で

日本の「ふるさと」という曲を演奏していただきました。

 

 

剣士達が居合道に熱中できるのも

支えていただいている家族の皆様あってです。

本当に感謝いたします。

それぞれの家族の皆様も、日頃の練習の成果を見て

楽しんでいただきました。

 

 

「誠心館道場」は、館長の自宅に道場がありますので

大家族のようなものです。

お互いに切磋琢磨しながら、支え合いながら

ここまで歩んできました。

 

 

ここにいらっしゃる先生達がいなければ

「武士道」や「日本」の美しさを知ることはありませんでした。

まさに、みんなが「男の背中」で教えてくれたのです。

 

 

「かっこいい」ってどんなことだろう?

「ヒーロー」ってどんな人のことを言うのだろう?

居合道をするまで、意識したこともありませんでした。

 

サムライって映画や時代劇のように

人をバッタバッタと斬ることがクローズアップされますが

本当の武士は

時代劇や映画のような華やかではなく、

 

ささやかな何かを守るために

自分と闘っていた、ごく普通の人間だったと思うのです。

 

 

私達は、居合道を通じて、

礼儀正しく、相手の人格を尊重し、

自分の心と強健なる身体を鍛錬し、

社会になくてはならない人間になれるように

努力しているのだと思います。

 

地味なことの繰り返し、

継続は力なり、

そして「今という瞬間を生きる」ことを

先生達が教えてくれます。

 

 

「伝統は永遠の流行」と言います。

 

私達は、

足利時代末期の武士からの伝統を受け継いで

今後も稽古していきたいと思います。

 

 

これも皆様のおかげ。

 

池田宗家、全日本居合道連盟の皆様、

九州各地の道場の皆様、どうぞ今後も

ご指導、ご鞭撻をよろしくお願いいたします。

 

九州・熊本にお越しの際は、ぜひ遊びにきてください。

本日はありがとうございました。

 

 

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