サッカーの武士道

 

もうすでに

ご存知のニュースと思いますが

 

 

サッカー

ワールドカップ2014が開幕し、

日本は初戦で

敗北を喫したのですが

 

試合で負けた現地の

日本人サポーター達が

試合後に会場の

「ゴミ拾い」をする姿を

世界中が賞賛しています。

 

このことを報じるMetro.co.uk は、

 

「大抵試合に負けたサポーターは

会場を汚したり、ひどい場合には

スタジアムを損壊するケースがある」

と伝えており、

 

日本のサポーターが

負けたのにもかかわらず、

 

黙ってゴミを拾い

会場を美しくした姿が

世界中の人の心に

感動を与えたことを紹介しています。

 

また、

この行動を

「現代のサッカーゲームでは

珍しい光景」と評しています。

 

 

海外のネットユーザーからは

「彼らの礼儀だ。

 

私たちは、彼らの行動から

学ぶことができるのではないだろうか」

 

「彼らの文化と教育を賞賛したい」

「素晴らしい・・尊敬する」

 

との声が集まっています。

 

 

東日本大震災でも、

 

あの大変な状況の中、日本人が

食料配給の順番を守り、

並んだり分け合ったりする姿を

海外のメディアが高く評価しました。

 

あの時、同様に今回の行動も

「武士道精神」という

キーワードが注目されています。

 

 

私達の国が持った独自の文化

武士道精神での「礼」とは

元来どんなものだったのか?

 

それは「相手に対する思いやり」。

 

「襖越しの文化」という

表現があるように、日本人は

 

紙と木でできた小さい家で

生活し、周囲への気遣いを自然に

身につけてきました。

 

ワールドカップという舞台で

この「礼」をサポーターの皆様が

行動したことは

とても素晴らしい。

 

芭蕉の句

「秋深き となりは何をする人ぞ」

の中にある世界のように

 

秋が深まり寒くなってきた

 

今まで開けていた

障子戸や雨戸が閉められ、

隣りに住む人の様子が解らず、

 

大丈夫かな?

ちゃんとご飯は食べているのかな?

風邪はひいていないかな?

 

という何気なく隣りに住む人を

気遣う優しさが

この短い俳句の中に

込めれてるように

 

相手を気遣う優しさが

今、世界中に

必要なのかもしれません。

 

現代では、隣りに住む人が

どんな人か解らない・・・

という寂しい時代に

なってきていますが

 

このワールドカップの

サポーターの皆様の品格ある行動は

現代に生きる多くの人に

 

武士道精神の素晴らしさを

教えてくれたような気がします。

 

 

また、

これだけ多くの海外メディアが

賞賛していただけること見て

 

日本の「武士道」とは

世界共通の美意識になると思いました。

 

 

 

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