細川忠興の「大蒜味噌」を求めて

昨年の西日本新聞に福岡県の教法寺の前住職(原田さん)が、

同寺に伝わる細川忠興(細川三斎)の古文書にある

「大蒜味噌(にんにくみそ)」を

再現したという記事が掲載されていました。

細川忠興公や利休居士の美学を研究する我が武士道美術館。

忠興と聞けば日本全国どこでもお邪魔します。

と言うわけで・・・

行ってきました。(先週の話なのですが)

電話で連絡すると親切に対応していただき
原田さんにお会いできました。

さっそく古文書を見せてもらうことに・・・

いきなり

細川の九曜の紋が。

 

特別に原田さんに許可をいただき

撮影させてもらいました。

忠興のサイン。

よく見ると

アルファベットで忠興の印が!

今では当たり前ですが、当時は斬新ですよね。

内容は「手作りのにんにく味噌を

一樽いただき喜んでいます」というもの。

あて先は不明で忠興の印があります。

なぜ?このお寺にあるのかと聞いたところ

このお寺は、元々、糸島にあった高祖城の城主が

秀吉の全国統一の時に攻め落とされ、

落城し、出家してお寺になったとのこと。

 

忠興公と幽斎公は九州征伐の時に、

こちらで活動していましたし、

朝鮮出兵の時には

肥前、名護屋城の近くに屋敷を持っていますし

この糸島の周辺にも来ていたと考えられます。

その時代に何らか、このお寺とも

関係があったのかもしれません。

よく見ると改行してますが「にんにく」の文字。

さっそく、どんな大蒜味噌なのか食べたいと思っていたら

檀家の鬼尾さんが実際作られており、

食べさせてもらいました。

甘くて美味しい。

戦国時代にスタミナをつけるために

忠興も健康のことを考えたのでしょう。

それにしても美味しい味噌です。

味噌汁にすると香りも良く美味しい。

ちなみに「大蒜味噌のレシピ」をご紹介します。

材料は

麹味噌1パック 750g

鰹節 40g

大葉 10枚

一味唐辛子

大蒜(にんにく) 3個(3片ではない)

砂糖 大さじ10杯

みりん 少々

作り方ですが

1、にんにくを小指大に刻み、

多めの油を使い低温でじっくり炒める。

2、にんにくが柔らかくなったら、砂糖、味噌を投入。

3、油が味噌になじむよう木べらで良く炒める。

4、鰹節を投入し、よく混ぜる。堅すぎる場合はみりんを

少々加えても良し。

5、刻んだ大葉を混ぜる。

6、一味唐辛子をふる。

保存法:タッパー、木樽に入れて冷蔵保存する。

教法寺の原田さん、鬼尾さん

ありがとうございました。

本当にお世話になりました。

この古文書は、すべてを知っているんでしょうね。

戦国時代に忠興が書いて

今、私達が手にしていることを考えると感動しました。

古田織部もにんにく味噌を食べたかも・・などと

空想するだけで夜も眠れません。

 

これも日本の貴重な財産。

ぜひ今後も大切にしていってもらいたいですね。

 

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