宇宙との交信(九州大学)

 

 

嘉永7年(1854年)に

吉田松陰と弟子の金子重之輔が

 

下田に停泊していた

ペリー艦隊に小船を寄せ、

密航を希望したが

 

失敗に終わった・・・

 

あれから「160年」後の

今年「2014年」に

 

日本人が

宇宙と交信できるなんて

吉田松陰は想像していただろうか?

 

 

 

平成25年(2014年)2月4日

九州大学「箱崎キャンパス」にて

 

国際宇宙ステーション(ISS)に

滞在中の宇宙飛行士

若田光一さん(九州大学出身)と

 

交信するイベントが開催。

参加してまいりました。

 

 

会場には約1500人が集まり

地球の約400キロ上空を周回している

若田さんとの会話を楽しみます。

 

米航空宇宙局(NASA)を介し、

九大とISSを衛生中継で結びます。

 

 

 

多くの人が

宇宙との交信の現場は

初めてだったと思います。

 

そして

ISSの日本実験棟「きぼう」

にいる若田さんが

会場の大画面に映し出されると

 

拍手がわき、小中学生と

九大生の計10人が代表して

若田さんに質問しました。

 

 

3月から日本人で初めて

コマンダー(船長)を務める若田さん。

 

将来コマンダーになりたいという

小学生から

「一番大事なことは何ですか?」と

質問され、若田さんは

 

「チームの信頼関係を

常に大切にしています」と答え

様々な国から集まった

国際宇宙ステーションで

日本の「和」の精神の大切さを

教えてくださいました。

 

 

160年前、

海外に行く事さえできなかった

日本人が、今、宇宙にいる!

 

あたりまえのように

TVでは見ていましたが、

 

このように目の前で

リアルタイムに

宇宙と交信する姿を見て

あらためて凄いことだと実感。

 

しかし、

吉田松陰たちの

新しい時代に挑戦しようとした

サムライスピリッツが

若田さんにも

受け継がれているのかもしれません。

 

 

イベントの最期に会場の全員で

「若田さん、コマンダーになっても

がんばってください!」と

声援を送ると

 

若田さんは笑顔で手を振り、

「次は福岡で会いましょう」と

答えてくださいました。

 

心に残る素敵なイベントでした。

若田さん、九州大学の皆様、

関係者の皆様に心より感謝いたします。

 

 

 

 

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